MG MS-06 S ZAKU U ver2.0


シャア専用ザクのver2.0です。
当初はMG誌2007年6月号の量産型ザクのレプリカのつもりで製作を開始したものの、
途中でパーツ紛失やら、まわりのモデラーさん方がシャア専用MS(シャアザクとかサザビーとか)を作られているようでしたので急遽シャアザクにフレームごと換装(?)と相成りました。
当初の目標に沿うかたちで同じくMG誌の2007年7月のシャア専用ザクに近づけるよう製作しました。
よって、まずフレーム製作→塗装→外装→仕上げの工程をとりました。
フォルム等は変わっていませんが細かい処理と塗装で結構見栄えのよい作品になったと思います。
そして自身初のシャア専用MSだったりします(笑)

・頭部
モノアイを市販パーツを組み合わせて作り直し。回転基部はそのまま使用。
使ったのはコトブキヤの丸モールドW 5ミリ+WaveのHアイズピンク4ミリ。
そのままではカメラカバーがはまらないので干渉部をカット。クリアパーツなのでマスキングテープを張ってキズ防止を。
口のダクト部分は1.2ミリ延長。そののちフチを薄く削り込み。
動力パイプ基部の後ハメ加工。

・碗部
各部のクリアランス調整ならびにすり合わせ。
肩部四角ブロックの下面を削り取り、カウル的表現。
スパイクアーマーフレーム部の掘り込みと塗装によるディティールアップ。
スパイク先端をプラ材にて延長、先鋭化。
稼動指の関節部を真鍮線ならびにABSの伸ばしランナーにより補強。
(付け根は0.8ミリ径で開口、同径真鍮線を瞬間接着剤にてインサート。指の間接部は0.8ミリ径で開口、貫通した後にABSランナーを伸ばしたものをゼリー状瞬着で固定)
これでポロッと脱落したりを防止、指間接の保持力もアップしました。

・胸部
コクピット部のスイング機構をスムーズに稼動するようにクリアランス調整。
胸部と胴部をつなぐフレームをABSランナーから切り出した板で補強。

・腰部
胴部と腰部をつなぐボールジョイント基部の補強。
脚部との接続部PCに瞬着を流し込み固定して補強。稼動はそのまま。

・脚部
ヒザ間接フレームの肉ヌキ穴を埋めてディティールを少々。見えない(苦笑)
足首間接部をプラ版、瞬着等でボールジョイント部を中心に補強。
甘いモールドの彫りなおしとディティールアップを少々。

・バックパック
偏向フィン(?)をうすうす攻撃。モールド彫りなおし。
スラスターノズルは内側から削り薄く。
中心部を2ミリ径で開口し、塗装後に2ミリのメッキパイプを装着。

・武装
エッジ処理とスジボリの掘りなおし。
マシンガンやバズーカのフォアグリップ、スコープ基部等のはめ込み部は抜け防止とディティールアップを兼ねてプラ版の小片を張り込み。
各スコープレンズ部はWaveのHアイズピンクに反射シールを裏面から貼りレンズ部に固定。

・その他
各部の動力パイプはモールド上にあるパーティングラインが気に入らないので全部削ってあります。
ABS製関節パーツは塗装膜分の厚みも考えクリアランス調整をしています。
ボディ外装は頭部を除き、すべて着脱が可能です。
フレーム部は工作後、ブラシにてクレオスサフ1000番塗布で下地処理。
外装パーツは工作後、320番→溶きパテ→600番→クレオスサフをブラシで吹いて下地処理しています。
金属パーツにはメタルプライマーを塗布。
コクピット内も塗装してあります。
デカールは市販の水転写式デカールをマークセッターを使用して貼り付け。
乾燥後につや消しクリアーでオーバーコートしてあります。

塗装:
K=GSIクレオス社 Mr.カラー G=ガイアノーツ社 ガイアカラー T=タミヤ社 エナメル 

○本体ピンク
G EXホワイト+Gブライトレッド少々→Kガンダムカラーピンク12+G EXホワイト

○本体レッド
Kあずき色+G EXホワイト

○バックパック
G EXホワイト+Gブライトレッド少々→Kスーパーイタリアンレッド

○フレーム
G EXホワイト+Gピュアブラック少々
G EXホワイト+Kマホガニー+Kニュートラルグレー
K RLM82ライトグリーン+Kニュートラルグレー+Kブラック少々
上記+ホワイト
G グラウ<1942> (グレー)
G ニュートラルグレーW
Kメタルカラーダークアイアン

○各部レンズ
G 蛍光ピンク

○武器等
K RLM75グレーバイオレット

○バーニアノズル類
Kメタルカラーアイアン

○シリンダー部
Kメッキシルバー
Kモンザレッド(シェルケース部)

○スミ入れ
Tレッドブラウン、ハルレッド、ニュートラルグレー

○トップコート
G EXフラットクリアー+Gフラットベース増量
ご覧頂きありがとうございました。
ブラウザかボタンで戻ってください→