コトブキヤ ノンスケール グレンラガン


アニメ本編が非常に面白く、ダイナミックな動きが魅力のグレンラガン。
コトブキヤからプラキットが発売されたものの、形を楽しむ程度の内容のため
(所謂300円ガンプラ、コレクション系の設計です)
ポージングの幅が狭かったので思い切って間接を作り直し、フル可動にしてみました。

・頭部
接合面で楔状にプラ版を挟んで上方面に幅増し。
ディティールが甘いようだったので若干掘り込み。
首がキットのままでもボールジョイント接続なのですが市販パーツで作り直し、可動範囲拡大。

・碗部
ヒジ部で切断、HGエルガイムのヒジ間接を削ったあとにプラ棒、プラ板等で補強(接着はプラリペアにて)後に
ポリキャップを上腕&前腕に仕込んでそれぞれで回転・可動可能に。
それにあわせ上腕側のクリアランス確保。引き出し式に。
肩アーマー基部が差し込み式だったのでボールジョイントを仕込んで可動可能に。
肩アーマー本体も肉ヌキ穴を埋めて処理。
ハンドパーツはキットのゲンコツを切り飛ばして根元にポリキャップを仕込んで
1/144サイズのBクラブ製ジオン軍用ハイディティールマニピュレーターを削って流用。

・腰部
胴部と腰部を切断、ポリキャップを仕込んで回転可能に。同時に上下で4ミリ延長。
股間部の間接はやはりポリキャップにプラ板で作ったカバーをつけた後に股間に設置。
そこにプラ棒を通し、キットのポリパーツを刺して前後スイング可能に。
左右腰アーマーは太もも上部から生えていた(笑)ので切り落として腰部にパイプスプリングで接続。
自由に動き、足の動きを妨げません。

・脚部
太もも上部の干渉部を裏打ち後に削り込んで可動範囲拡大。
ヒザで切断後、ポリパーツを仕込んでHGエルガイムの肩インナーフレームを削ったものを間接に流用。
太ももで2ミリ延長。
足首干渉部をディティールに関係ない箇所で削って可動範囲拡大。

・その他

ドリルは耐水性の紙をコーン状に丸めてガムテで固定したものを型に、
低粘度にしたポリパテを流し込んで三角錐を作って削りだしました。

ドリルの目?はノギスでピッチを測りながらシャーペンであたりを付けて三角ヤスリで溝を掘っていきます。
一通り掘れたら丸ヤスリで幅に気をつけながら掘り込み。
パーツは工作後、320番→溶きパテ→600番→クレオスサフをブラシで吹いて下地処理しています。
つや消しクリアーでオーバーコートしてあります。
目?は反射テープを貼ってあります。
塗装:
K=GSIクレオス社 Mr.カラー G=ガイアノーツ社 ガイアカラー T=タミヤ社 エナメル 

○本体レッド
Kシャインレッド+Kブラック+Kレッドブラウン

○本体ブラック
Kブラック+Kシャインレッド+G EXホワイト

○フレーム
G EXホワイト+Kウッドブラウン+Kシャインレッド+Kブラック

○緑グレー
Kミディアムブルー+G EXホワイト+Kデイトナグリーン+Gウルトラブルー

○ライトブラウン
G EXホワイト+Kレッドブラウン

○イエロー
G橙黄色+G EXホワイト+K蛍光オレンジ

○ダークブルー
G コバルトブルー+Kブラック+Gパープルバイオレット

○額ブルー
上記ダークブルー+G EXホワイト

○ドリル
上記ダークブルー下地→G EXクリアー+Waveブルーパール

○肩アーマー炎
K シャインレッド

○肩アーマーサングラス
G EXホワイト

○スミ入れ
Tレッドブラウン、ハルレッド、ニュートラルグレー

○トップコート
G EXフラットクリアー+Gフラットベース増量
ご覧頂きありがとうございました。
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